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裁判所は自賠責調査事務所の等級認定を変更できるのか?
1 自賠責調査事務所の認定とは異なる認定が可能なのか 以前のブログでも記載しましたが、異議申立や紛争処理機構の調停をしても適正な後遺障害が認定されない場合には、最終的には訴訟提起をして裁判で後遺障害等級を争うしかありません。 このような場合に、「異議申立や紛争処理機構の調停をしても認定されなかった等級が裁判で認定されることがあるのでしょうか?」という...
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異議申立てを弁護士に依頼するメリット
1 以前のブログでもご紹介した通り、異議申立てには、加害者側窓口になっている損害保険会社を通じて行う「事前認定」と、自賠責保険を引き受けている保険会社を通じて行う「被害者請求」の2通りの方法があります。 いずれの方法による場合でも、異議申立書をご自身で作成できるのであれば、異議申立て自体は弁護士を依頼しなくともご自身で行うことが形式的には可能です。 で...
後遺障害等級への不服申立の方法②
前回のブログでは異議申立てについて記載しましたが、今回はその他の不服申立ての手段について記載します。 (2)自賠責保険・共済紛争処理機構への申立て 自賠責損害調査事務所の認定結果に不服がある場合には、一般財団法人自賠責保険・共済紛争処理機構(以下、「紛争処理機構」といいます。)の調停(紛争処理)も利用することができます。 初回の後遺障害認定に...
認定された後遺障害等級の不服申立の方法①
認定された後遺障害の等級に不満がある場合にとり得る手段は3つあります。一つ目が異議申立て、二つ目が一般財団法人自賠責保険・共済紛争処理機構への調停(紛争処理)申立て、三つ目が訴訟提起になります。 以下ではそれぞれの手続きについて説明をしていきます。 (1)異議申立て 〈異議申立ての流れ〉 認定された後遺障害の等級に不満がある場合にとり得る手...
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異議申立ての重要性
前回のブログにも書きましたが、後遺障害の等級認定は機械ではなく人が行っている以上、一定の確率でミスが起こります。 後遺障害の等級認定にミスがあると、本来認定されるべき等級よりも下位の等級が認定されたり、本来は後遺障害が認定されるべきである事案であるのに後遺障害が非該当となってしまいます。 ところが、後遺障害の認定を行う自賠責損害調査事務所が自発...
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適正な後遺障害の等級が認定されない理由
後遺障害を認定する機関である自賠責損害調査事務所が公表しているデータによれば、年間約700件ものケースで異議申立てに基づく後遺障害等級の変更がされています。 このデータによれば毎年少なくとも700人の方が本来認定されるべき適正な後遺障害等級が認定されていなかったことになりますが、これはあくまで異議申立てをした方のデータに過ぎません。 異議申立て...