1認定結果が誤っている可能性
認定された後遺障害の認定結果が正しいとは限りません。
後遺障害の認定をする自賠責調査事務所では、年間約6万件もの後遺障害が認定されています。
この6万件という数字は後遺障害が認定された件数にすぎず、後遺障害の申請がされたものの
非該当になった件数は含まれていませんので、自賠責調査事務所が後遺障害の判断をしている件数は10万件を超えているものと思われます。
このように、自賠責調査事務所では年間10万件を超える案件を扱っていますが、
当然の事ながら後遺障害の認定は全て人が行うことになります。
そこでは、本来認定されるべき等級が誤って認定されないという事が当然起こり得ることになります。
2異議申立による賠償金の増額
異議申立によって等級が変更されれば必ず賠償金が増額します!
後遺障害の等級が異議申立によって変更になることで受領する賠償金は
大きく変わることになります。
下記の図は実際に当事務所で受任した事例を受任前後で比較したものですが、当事務所が
受任して異議申立を行った結果、
「後遺障害非該当」から「12級6号」に変更され、賠償金を6倍近くも増額できました。
当事務所が実際に受任した上記実例(その他の実例はこちら>>)が示すとおり、
適正な後遺障害の等級を獲得することで、受領できる賠償金が大きく変わることになります。
このケースでは異議申立をしていなければ、600万円以上の賠償金を受領する機会を失っていたことになるのです。